抜毛症、この言葉を聴いたことがありますか?
自分で自分の毛を抜いてしまい、それをやめることができない病気です。トリコチロマニアとも呼ばれ、精神医学的障害の一種で自傷行為の一つと定義されています。
一説によると人口の0.5~2%が抜毛症だとされています。しかし、医師の考えや判断によってこの割合はかなり変化するため、あまり正確な情報ではないようです。小学生から思春期の女子に多いのですが、もちろん成人も発症します。頻度としては円形脱毛症の10〜20%と言われています。抜毛行為自体は学童期の癖としてはかなり多く見られますが、家庭や学校での人間関係で悩んでいること、知能低下はないことが多く、大人しい内向的性格に多いとされています。
明確な一つの原因はなく、様々な要素が複合して起こるものとされています。かつてはストレスや不安が主な原因であると考えられていましたが、最近では抜毛症は神経細胞と脳のコミュニケーションの一部に支障があるために起こるという説も有力になっています。ただし、現段階ではいずれの説も推測の域を超えていません。
脱毛斑は手の届きやすい前頭部に多く、前の方が利き腕側に偏って脱毛し、直線上の脱毛斑になることが多いようです。毛の太さも正常で抜けやすさはありません。毛を食べてしまう食毛症を合併している場合があります。また、頭髪のみならず、眉毛やまつげなどの体毛を抜くこともあります。脱毛に因る地肌の傷が出来た際、かさぶたを無理にはがして食べることや、爪噛みをして爪を食べることも見られます。
よく患児の悩みを聞くとともに、毛を抜くことを怒ったりせず家族や周囲の人々が温かく接することが大事です。症状が強い場合は精神科などでの治療も必要になります。認知行動療法と薬物療法が有効である事例もあり、また、先述のようにストレスや不安が原因である場合の治療については、ストレス管理や対処、全般性不安障害の治療も必要になります。
精神科などでの治療と共に、患部の保護とカバーも行動の制止には大きく役立ちます。
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