アプランの考え Thought

私たちが考える 抗がん剤治療と髪のこと

抗がん剤治療の副作用として脱毛が起こることは、すでに皆様がご存知だと思います。毛の根元にある細胞が化学療法の影響を受けると脱毛が起こり、髪の抜け方には、抗がん剤の種類、使う期間や量、個人によって差があり、頭皮だけでなく体毛やまゆ毛なども抜けることもあり、治療のためとはいえ精神的にもつらい症状の1つです。頭皮に痛みやかゆみを感じる人もいます。前もって医師から、副作用として脱毛の起こる時期や、再び生えてくると予想される時期を聞いておくと、心の準備ができます。
医療用のかつらや帽子などを、投与前の比較的体調の安定している時期に準備しておけば、余裕を持って治療が受けられます。

国立がん研究センター中央病院・アピアランス支援センターと開発した
ウイッグなぼうし

この時期は皮膚も過敏になりやすいので、直射日光や乾燥に気を付けるなど、頭皮を保護することも大切です。
また、かつら以外にもウイッグなぼうし、キャップやバンダナなどを活用、治療中の脱毛ストレスを軽減していただきたいと思います。おしゃれな帽子に付け毛などを組み合わせることで、ちょっとした外出や突然の来客にも安心ですし、心強い味方になってくれます。抗がん剤治療中のかつらは、心と体の負担を軽くするためにも、ぜひご用意いただきたいアイテムです。

※脱毛の期間については個人差があります。

がんの治療には、以下のようにいくつかの方法があります。

  • 外科的な治療
  • 放射線治療
  • 薬物治療

状況に応じて、これらを組合わせた治療も行われますが、薬物治療のうちホルモン療法、抗がん剤投与には「副作用」が見られることがあります。

抗がん剤はがん細胞を、縮小、または死滅させることができますが、逆に正常細胞にも影響を及ぼし、吐き気、脱毛、白血球減少などの副作用を起こすことがあります。
脱毛を起こしやすい抗がん剤は数種あり、治療開始後2~3週間程度で脱毛が始まることが多いようです。髪の毛だけでなく、眉毛、まつ毛、体毛まで抜けることもあります。
これら脱毛に有効な予防手段はありませんが、治療が終わると髪は生えてきます 。

アプランの帽子

何気なく選んでいる帽子、肌ざわりやカラー、そして価格で選んでいませんか?
アプランでは、オリジナルの帽子をお作りしています。
それは裏が黒。コットンジャージーのリバーシブルです。
なぜ裏が『黒』なのか? 脱毛時に白っぽい布の上に髪が落ちる!本当に辛いものです。
黒の部分に落ちた髪が集まりますので、思いのほか落ち着いて受け止められます。
もちろん価格も購入しやすい 2,200円(税込)。

東京義髪整形の医療用かつらのサービス