企業情報

特定非営利活動法人 円形脱毛症の患者会

1975年の発足以来、事務局として40年近くサポートを続けております。

その頃は、脱毛症のお子様を持つご両親が、誰にも相談できず、病気の知識や情報を得ることが難しい時代でした。東京義髪整形は、病院の皮膚科、形成外科からのご紹介でお子様のかつらをご依頼いただくことが多く、そうしたご両親の窮状を見るにつけ、お役にたてることは何かと模索した結果、患者会の前身となる「円形脱毛症の子を持つ母親の会」を発足させ、支援することとなりました。翌年7月に第1回のセミナーを東京で開催し、専門医の先生方のご協力をいただき、病気の知識を得るための勉強と、当事者であるお子様とご家族の交流の場の提供を、定期的に行うことといたしました。
以来セミナーを中心に活動を続け、1996年7月10日には、第11回セミナーの開催とともに、新しく「円形脱毛症を考える会」と改称、現在に至っております。

発足当時はお子様であった会員さんたちが成長され、セルフヘルプグループとして自分たちが経験してきた様々なことを、ほかの患者さんたちに伝えるために活動に参加してくれるようになったのです。
現在の活動は、セミナー、医療相談会、親御さんの集まり、年間6回の会報発行、出版、マスコミへの働きかけなどのほか、ほかの病気の患者会との交流もあります。数年に1度は、顧問医の先生のご指導で全国の医療機関の皮膚科に対し、受診時に受けられる医療内容の調査を行い、医師向けに発表するほか、病院紹介の貴重なデータとして活用しております。

円形脱毛症は、いまだにはっきりした原因も特定されておらず、根本的な治療法も見つかっていないのが現状で、比較的効果のある局所免疫療法も、受けられる医療機関は限られています。

こうした厳しい環境で、ともすれば悩み、社会からも孤立しがちな患者様を支え続けているのが、患者会「円形脱毛症の患者会」と言えましょう。

円形脱毛症の患者様のために

当社の事業について詳しい資料をお送りいたします。また、ご質問ご相談もお受け致しております。